樋口真規デザイン＜森のシルエット＞
岡山県赤磐市の山あいの集落に暮らしていた樋口さん。
冬は雪深く、夜になると本当に闇夜です。
でもそこで見る星は、降ってくるかの如く美しく、ふくろうの声も聞こえてくるそうです。
「樹の枝の芽が、今にも弾けそうなくらいパツパツに盛って欲しいんです」
レース工場で、彼はそう言いました。
春の芽吹きをどんなに待ち詫びていらっしゃるのか、そこに暮らしているご本人の声をレースにしています。

ご好評いただいて、こちらのテキスタイルを綿麻キャンバス生地で作りました。
今回の綿麻は、部分刺繍となっていますので、無地を生かしたものづくりに。
（上から53cmが無地、57cmが刺繍、4cmが無地）
インテリアなどにご使用いただいても、よく映えそうです。

生地は綿45%麻55%のソフト加工を施した綿麻キャンバス生地です。
洋服に仕立てた時、ごわつきにくくなっています。
厚みがありますので縫いやすく、裏地なしでもしゃんとした仕立てになります。
バッグやポーチなどの小物にも最適です。

横方向の一方柄ですので、用尺は「幅の倍」などで計算ください。

岡山でつくるレーステキスタイル＜音の絵＞についてのご紹介はこちら